お知らせ

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2021年09月06日(月)
電子帳簿保存法におけるisanaの対応について

お客様各位

平素よりisanaをご利用いただきましてありがとうございます。


2022年(令和4年)1月1日に、国税関係帳簿書類の法定保存において、電子保存要件を規定した電子帳簿保存法が大幅に改正されます。
事前申請制度が廃止され、電子化要件が緩和されるとともに、電子取引においては印刷による紙保存が禁止されます。
弊社はこの改正において、法令を遵守した取引書類の電子保存をご支援いたします。


2022年(令和4年)1月1日より施行される電子帳簿保存法の新要件について
クラウドFAXサービス『isana』の対応状況をお知らせいたします。


【isanaは電子帳簿保存法での電子取引に該当】

国税庁 電子帳簿保存法では、電子取引の定義が以下のように記述されています。
isanaによる取引書類の受信は電子取引(6)の電子取引に該当します。
(複合機を利用せず、弊社サーバーでFAX受信する場合も該当)

(1) 電子メールにより請求書や領収書等のデータ(PDFファイル等)を受領

(2) インターネットのホームページからダウンロードした請求書や領収書等のデータ(PDFファイル等)又はホームページ上に表示される請求書や領収書等のスクリーンショットを利用

(3) 電子請求書や電子領収書の授受に係るクラウドサービスを利用

(4) クレジットカードの利用明細データ、交通系ICカードによる支払データ、スマートフォンアプリによる決済データ等を活用したクラウドサービスを利用

(5) 特定の取引に係るEDIシステムを利用

(6) ペーパレス化されたFAX機能を持つ複合機を利用

(7) 請求書や領収書等のデータをDVD等の記録媒体を介して受領

※1 国税庁「電子帳簿保存法Q&A(一問一答)~令和4年1月1日以後に保存等を開始する方~ 電子帳簿保存法一問一答【電子取引関係】」問4を参照。詳細は当ページ下部。


【保存等の要件におけるisanaの対応方法】

電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存等に当たっては、電子帳簿保存法に規定された真実性および可視性要件を満たす必要があります。
真実性および可視性のそれぞれにおいて、isanaが採用するのは下記方法です。
電子取引の取引情報に係る電磁的記録は、税法が求める最長11年2か月の期間、保存いたします。

※2  国税庁「電子帳簿保存法上の電子データの保存要件」を参照。詳細は当ページ下部。



◆ isanaにおける真実性要件の実現方法

isanaは、真実性において(4)を採用しています。

○ 電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存等を行う場合の要件の概要

(1) タイムスタンプを付す

(2) 正当な理由がない訂正及び削除の防止に関する事務処理の規程を定め、当該規程に沿った運用で、訂正又は削除を行った場合はこれらの事実及び内容を確認できる

(3) 取引情報にタイムスタンプが付された後、授受を行う

(4) 次のいずれかを満たす電子計算機処理システムを使用して取引情報の授受及び保存を行うこと
・訂正又は削除を行った場合はこれらの事実及び内容を確認できること
・訂正削除を行うことができないこと

※3 国税庁「電子帳簿保存法Q&A(一問一答)~令和4年1月1日以後に保存等を開始する方~ 電子帳簿保存法一問一答【電子取引関係】」問11を参照。詳細は当ページ下部。



◆ isanaにおける可視性要件の実現方法

isanaは、可視性において(2)のダウンロードを採用しています。

○ 検索要件について

(1) 検索項目を取引等の年月日、取引金額及び取引先に限定するとともに、

(2) 保存義務者が国税庁等の当該職員の質問検査権に基づく電磁的記録のダウンロードの求めに応じることとする場合は、範囲指定及び項目を組み合わせて設定できる機能の確保を不要とする。

※4 国税庁「電子帳簿保存法Q&A(一問一答)~令和4年1月1日以後に保存等を開始する方~ 電子帳簿保存法一問一答【電子取引関係】」問31を参照。詳細は当ページ下部。



参照元詳細

※1,3,4 国税庁「電子帳簿保存法Q&A(一問一答)~令和4年1月1日以後に保存等を開始する方~ 電子帳簿保存法一問一答【電子取引関係】」(外部リンク)

※2   国税庁「電子帳簿保存法上の電子データの保存要件」(外部リンク)

※    国税庁「電子帳簿保存法関係」(外部リンク)

※    国税庁「令和3年度税制改正による電子帳簿等保存制度の見直しについて」(外部リンク)


〇「真実性」の確保とは

訂正・削除履歴、相互関連性、関係書類の備付けをそれぞれ確保をすること。

〇「可視性」の確保とは

見読可能性および検索機能の確保をすること。



ご不明点やご質問は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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今後ともisanaをよろしくお願いいたします。

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